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梅雨の雨の日は交通事故が増える?雨の日の運転で気をつけるべきポイントと対策

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こんにちは!
西尾市一色町の整形外科クリニック うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。

ここ数日は西尾では雨の日が続いていて、どうやら本格的に梅雨入りしたようです。

実はこの「雨の日」、交通事故が大幅に増えることをご存じでしょうか?

とくに梅雨時は路面が滑りやすく視界も悪いため、普段よりも注意が必要です。

今回は、梅雨の雨の日に起こりやすい交通事故の特徴や、その対策について解説します。

【梅雨の雨の日に交通事故が増える理由】

① 路面が滑りやすい(スリップ事故が増加)

雨で濡れた路面は、乾いた路面に比べてブレーキが利きにくくなります。

とくにマンホール・白線・横断歩道の上などは非常に滑りやすく、急ブレーキや急ハンドルは大変危険です。

② 視界が悪くなる(見落とし事故)

雨によるフロントガラスの曇りやワイパーの拭き残し、暗くなった空による視界不良で、歩行者や自転車が見えにくくなることがあります。

③ 心の油断(「雨でもスピードを落とせば大丈夫」)

スピードを落としていても、普段通りの感覚で運転していると注意が散漫になりやすく、反応が遅れてしまうこともあります。

【雨の日に気をつけたい運転のポイント】

1. タイヤの溝と空気圧のチェック

摩耗したタイヤはスリップの原因になります。梅雨前に点検を!

2. ヘッドライトは早めに点灯

視認性が悪くなる雨の日は、自分が見えるだけでなく相手に見えることも大切です。

3. 車間距離をいつもの1.5倍以上に

雨天時の制動距離は晴天時の約1.5倍以上になると言われています。

4. 歩行者の飛び出しに注意

傘をさして視界の狭くなった歩行者が突然横断してくることも。

特に子どもや高齢者の行動に注意。

【もし交通事故に遭ってしまったら?】

万が一、雨の日の運転中に交通事故に遭ってしまった場合、整形外科の受診が非常に重要です。

• むち打ちや腰痛は数日後に痛みが出ることも多い
• レントゲンやMRIによる画像検査で見えないケガをチェック
• 保険会社への提出用の診断書や後遺症診断書の発行にも対応
• リハビリまで一貫して対応できる体制が整っています

【まとめ】

梅雨の雨の日は交通事故のリスクが高まりますが、ちょっとした意識の変化と事前の備えで十分に防ぐことができます。

それでも事故に遭ってしまった場合は、早めの整形外科受診をおすすめします。

当院は、自賠責保険を使った交通事故治療に対応しております。

交通事故に遭ってしまったら、ぜひお気軽にご相談ください。

診療案内「交通事故治療」

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では、また!

執筆者

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執筆者

上田 英範

うえだ整形外科クリニック 院長

2021年、愛知県西尾市にうえだ整形外科クリニックを開院しました。
地域社会に貢献するため、医師として患者さんに信頼していただける医療を心がけております。

経歴
金沢医科大学卒/名古屋医療センター研修医/聖霊病院整形外科勤務/なかざわ記念クリニック整形外科勤務
保有資格
日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会リウマチ医/日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
所属学会
日本整形外科学会/日本リウマチ学会/日本骨粗鬆症学会/日本整形外科超音波学会/日本リハビリテーション医学会/日本整形内科学研究会