マイナンバーカードの保険証利用について
こんにちは!
西尾市一色町の整形外科クリニック うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。
本日はマイナンバーカードの保険証利用についてです。
現在、厚生労働省はマイナンバーカードの健康保険証利用を推進しております。
厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用について
マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリットは、
①マイナンバーカードを使って医療機関等に受診した際に、自身のお薬の履歴や過去の特定健診の情報等の提供に同意すると、医師等からより多くの種類の正確な情報に基づいた総合的な診断や重複する投薬を回避した適切な処方を受けることができる。
②医療機関等で高額な医療費が発生する場合でも、マイナンバーカードを保険証として使うことで、患者さんが一時的に自己負担したり、役所で限度額適用認定証の書類申請手続きをする必要がなくなる。
③マイナポータルから保険医療を受けた記録が参照できるため、領収証を保管・提出する必要がなく、簡単に医療費控除申請の手続きができる。
などがあります。
(上記、添付の厚生労働省のHP マイナンバーカードの健康保険証利用について より抜粋)
当院も院内に、このブログ内に添付しているようなポスターを掲示させていただいいております。
厚生労働省 オンライン資格確認に関する周知素材について
ポスターに掲示してある通り、現行の保険証の発行は2024年12月2日で終了するため注意が必要です。
マイナンバーカードの保険証利用の手順は非常に簡単ですので、安心して利用していただければと思います。
とはいえ、マイナ保険証の利用率はまだまだ少ないのが現実です。
NHK 厚労省 「マイナ保険証」4月の利用率6.56% 依然普及進まず
当院のマイナ保険証の利用率も5%程度で、上記のニュース記事と大差ない数字でした。
高齢者の方の利用や、施設入所されている方のマイナ保険証の管理など、マイナ保険証の利用には課題が残りますが、保険医療機関として微力ながら当院もポスター掲示や受付でマイナ保険証利用を勧めるなどマイナ保険証の利用推進を後押ししたいと思います。
では、また!
執筆者
執筆者
うえだ整形外科クリニック 院長
2021年、愛知県西尾市にうえだ整形外科クリニックを開院しました。
地域社会に貢献するため、医師として患者さんに信頼していただける医療を心がけております。
- 経歴
- 金沢医科大学卒/名古屋医療センター研修医/聖霊病院整形外科勤務/なかざわ記念クリニック整形外科勤務
- 保有資格
- 日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会リウマチ医/日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
- 所属学会
- 日本整形外科学会/日本リウマチ学会/日本骨粗鬆症学会/日本整形外科超音波学会/日本リハビリテーション医学会/日本整形内科学研究会