意外と知らない食物繊維について
皆さんこんにちは。今回は、意外と知らない食物繊維についてお話ししていきます。
皆さんは、「食物繊維」と聞いて何を思い浮かべますか?思い浮かべるものは人によりさまざまだと思いますが、定義上は「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」とされています。
定義にもあるように、消化管の酵素によって分解されるタンパク質や脂質、糖質などとは異なります。
食物繊維は消化酵素に分解されることなく小腸を経て大腸まで届けられます。分解されないから役に立たないわけではなく、分解されないからこその働きがあるのです。
その働きとは、主におなかの調子を整える 糖質の吸収を抑える コレステロールを低下させるといったものになります。
そんな健康に欠かせない食物繊維ですが、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類が存在します。これらの違いは、水に溶けるか否かです。
どちらか1つをとればいいのではなく、できれば1回の食事でどちらも摂取することが大切になります。
主な食材を記載しておりますので、是非今晩の食事から取り入れてみてはいかがでしょうか。
○不溶性食物繊維
大豆、穀類、ごぼう、豆類、完熟野菜類など
○水溶性食物繊維
熟した果物、芋類、こんぶ、わかめ、野菜類など
執筆者
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こんにちは。うえだ整形外科クリニックで働いているリハビリスタッフ一同です。
患者様一人ひとりに合ったリハビリを提供し、早期回復をサポートすることを目指しています。皆様の健康と生活の質向上に全力で取り組んでいますので、どうぞよろしくお願いいたします。