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首、肩のコリがひどい?スマホの見過ぎかも...

看護師より

こんにちは!
今回は看護師からのブログです。
首や肩のコリが強い、痛いなどはストレートネックからくることがあります。
ストレートネックは聞いたことがあるワードだと思うのでそれについて書いていきます。

ストレートネックって?
・首の骨というのは本来、横から見ると前方にカーブしている形をしています。このカーブは、頭の重さをうまく支えるためのクッションの役割を果たしています。
ですが、長時間のスマートフォンやパソコンの使用など、不適切な姿勢が原因でこのカーブが失われ、首の骨がまっすぐになってしまうことがあります。
これが「ストレートネック」と呼ばれる状態です。
ストレートネックになると、首や肩に負担がかかりやすくなり、首の痛みや肩こり、頭痛などの症状が現れることがあります。場合によっては背部痛や肩甲骨付近まで痛みが出ることもあります。

治るものですか?
・失われたカーブを元戻すことは困難ですか症状を出にくくする、又は症状を改善することは可能です。
主な方法としては以下の通りです。(前提として医師と相談して治療方針を決めるようにしましょう)

1.姿勢の改善
大きな原因である姿勢を改善しましょう。長時間前かがみにならないように意識し、背筋を伸ばして頭を正しい位置に保つことが重要です。
スマホやパソコンを使用する際、目線の高さに調整することもいいかもしれません。
姿勢についてはリハビリを行い、正しい姿勢指導を受けることをオススメします。

2.ストレッチと運動
首や肩周りの筋肉をほぐすストレッチや軽い運動をしましょう。特に胸や肩の筋肉を伸ばし、肩甲骨周りの筋肉を強化することが重要です。
ストレッチについてもネットなどで調べて独自で行うより、「今の」ご本人にあったやり方を提案できるリハビリをオススメします。

3.日常生活の見直し
スマホやパソコンを使用する頻度や時間を減らしましょう。また使用しているときも定期的に立ち上がってストレッチなどを行うよう心がけましょう。日常生活のルーティンとして組み込めば予防にもなります。

以上です。
スマホの普及により近年では10代~20代にも増えています。自分は大丈夫とは思わず気を付けていきましょう。
また仕事上どうしても前かがみやパソコンなどの使用時間が長くなってしまう方でも姿勢矯正やストレッチなどで今よりは改善へと向かうかと思います。職業病とあきらめずに試してみてはいかがでしょうか。

【壁を使ったストレートネックのセルフチェック】
・壁に背を向けて、かかと、お尻、肩甲骨を壁にしっかりとつけて立ちます。
正常な姿勢であれば、壁に後頭部が自然に触れるはずです。
後頭部が壁から離れてしまう、または意識的に後ろに引かないと壁につかない場合はストレートネックを疑った方がいいかもしれません。

執筆者

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看護師

こんにちは。うえだ整形外科クリニックで働いている看護師一同です。
患者様やそのご家族が安心して治療を受けられるよう、心掛けています。患者様の健康と幸福を第一に考え、日々努力しています。よろしくお願いいたします。