労災をわかりやすく説明します

こんにちは！
事務から労災についてのブログです。
以前もブログにしましたが大事なことなので再度同じテーマで書いていきます。

まず労災とは
お仕事中や通勤の途中で転んだり、重い物を持って体を痛めたりした場合、「労災（労働災害）」として治療を受けられることがあります。労災とは、仕事や通勤が原因で起きたケガや病気を、国の制度で補償する仕組みです。
年齢に関係なく、働いている方であれば対象になります。

どうしたら労災になるのか／何で決まるのか

労災になるかどうかは、「仕事と関係があるケガかどうか」で決まります。
たとえば、仕事中の作業で転んだ、会社の指示で動いているときに痛めた、いつもの通勤道で事故にあった、こうした場合は労災になる可能性があります。
最終的な判断は、病院や会社ではなく労働基準監督署という公的な機関が行います。

なぜ最初は自費になるのか

受診した時点で労災かどうかがはっきりしない場合、必要な書類がそろうまで、一時的に自費でのお支払いになることがあります。あとから労災と認められれば、精算される仕組みです。

健康保険ではなく労災にしたほうがいい理由

労災として認められると、治療費の自己負担は原則ありません。さらに、お仕事を休まなければならない場合の補償や、通院にかかる交通費が支給されることもあります。これは健康保険にはない大きな特徴です。

健康保険から労災へ切り替えられるのか

健康保険で治療を始めたあとに労災へ切り替えることは、原則としてできません。
例外的に認められることもありますが手続きが難しくなるため、仕事中や通勤中のケガは、受診の際に早めにお伝えください。

他に何かご不明な点があれば、当院までお気軽にご相談ください。