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リハビリからのブログ第14報です。

ストレートネックというものを聞いたことはありますか？
正式には「前方頭位姿勢」と言われます。
ストレートネックとは、頭が通常より前に出た姿勢を続けることで、本来緩やかな前弯カーブしている首の骨(頚椎)が前弯が無くなりまっすぐなった状態のこと指します。
また、スマートフォンの長時間使用が主な原因となるケースも増えていることから「スマホ首」
と呼ばれることもあります。

今回は、ストレートネックについて説明します。

最も一般的な原因として、スマートフォンやパソコンの長時間使用による首の前屈姿勢が長時間続くことが挙げられます。
私達の首は、重い頭を支える役割を担っており、首や肩への負担を最小限に抑えるよう緩やかな前弯カーブを描いています。しかし、首を前に突き出した猫背の状態を長時間保つと、首や肩周りの筋肉の内圧が上がり、血流が悪化して痛みが発生し、筋肉の萎縮が生じます。結果として、徐々に首本来の前弯カーブが失われ、まっすぐな状態になると考えられています。

症状として、首こり、肩こり、頭痛、目眩、酷い場合、手の痺れ、吐き気などが挙げられます。

対処法として、スマホを触る時スマホの高さを目線に合わせるなどの姿勢の見直し、日常的に首や肩のストレッチを行うなどがあります。

治療方法は薬物療法、リハビリ(ストレッチ、筋力トレーニング、姿勢指導等)があります。

予防法として、正しい姿勢の習慣化、スマホやPC類の使い方の工夫、適度な運動・ストレッチなどがあります。

ストレートネックは「現代病」とも言われるほど年齢問わず誰にでもなる得る問題となっています。
日常生活での姿勢の改善で予防が可能です。

首の痛み、肩こりが続くが場合は重症化する前に当院を受診しましょう。