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ギクッとなったら

リハビリからのブログ第10報です。

動作を行おうとした時、腰がギクッとなったことある方はいませんか?
急性腰痛症(ぎっくり腰)についての説明をします。

正式には急性腰痛症と呼ばれ、一般的にはぎっくり腰と言われており、急激に発症した腰痛を指します。

発症のきっかけとしてよく知られているのは、
「重い物を持ち上げた拍子に」、「腰を捻った時」「くしゃみをした時」「ただ立ち上がろうとした時」など、些細な動作がきっかけで起きることもあります。
これらの動作を行う際の中腰などの姿勢の悪さ、無理な姿勢をとることは、椎間板という骨の間にあるクッションに圧がかかりやすく、腰を支える筋肉や靭帯、腱の損傷に繋がります。 

症状としては何らかのきっかけで、急激な腰の強い痛みが生じます。痛みは数日~10日程度で無くなると言われていますが、痛みが2週間以上続く場合は椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの他の原因が隠れている可能性があるため、自己判断せず受診をしましょう。

対処法として、第一に安静にしましょう。
強くマッサージするなどの腰を強く刺激するような行為は症状を悪化させる可能性があるため行いません。また、急性腰痛症の初期は患部で炎症が起きている状態であるため、温めず冷やしましょう。(炎症が治まった時は温めて血流を促します)

治療法として、薬物療法、ブロック注射、装具療法、リハビリなどがあります。

予防法としては、普段から重い物を床から持ち上げる時必ず膝を曲げる、腰を捻るなど無理な姿勢、動作は行わないようにします。また、ストレッチで体の柔軟性を保ちましょう。
これらは腰痛の再発にも繋がります。

通常では無い強い腰痛を感じた時は当院を受診し、正しい診断を受け、慢性的な腰痛になる前に予防しましょう。

執筆者

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リハビリスタッフ

こんにちは。うえだ整形外科クリニックで働いているリハビリスタッフ一同です。
患者様一人ひとりに合ったリハビリを提供し、早期回復をサポートすることを目指しています。皆様の健康と生活の質向上に全力で取り組んでいますので、どうぞよろしくお願いいたします。