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MEDICAL

集束型体外衝撃波

目次 contents

朝の一歩が辛いあなたへ。体外衝撃波治療で諦めかけていた痛みから解放されませんか?

「朝起きて一歩目が痛い」「歩き続けると踵がズキズキする」「スポーツ中に肘や膝が慢性的に痛む」…

日常生活や趣味を諦めかけていませんか?その長引く痛み、私たちは諦めません。
体外衝撃波治療は、これまで治りにくかった慢性的な痛みに、手術をせずにアプローチできる新しい治療法です。

この治療を通じて、あなたの痛みに寄り添い、再び笑顔で毎日を過ごせるようお手伝いします。

体外衝撃波治療で、諦めかけていたその痛みから解放へ

体外衝撃波治療とは、体の外から衝撃波を当てることで、痛みの根本原因に働きかける治療法です。
もともと腎結石の破砕治療に用いられていた信頼性の高い技術を、整形外科分野に応用したものです。

この治療が痛みの緩和と組織の修復を促すメカニズムは、主に以下の3つの働きによるものです。

痛みの伝達をブロック: 衝撃波が痛みを感じている神経の末端に作用し、痛みに関わる神経伝達物質(P物質)を減少させ、痛みを「リセット」する効果が期待できます。

組織の修復を促進: 衝撃波による物理的な刺激が、細胞を活性化させる「成長因子」を放出させます。
これにより、損傷した組織の再生と治癒を促します。

新たな血管を生成: 組織の修復に不可欠な栄養や酸素を運ぶための新しい血管(新生血管)の生成を促し、痛みの根本にある組織を再生させます。

あなたの症状に合わせたオーダーメイド治療:集束型と拡散型

当院では、患者様の症状や痛みの深さに応じて、2種類の体外衝撃波治療器を使い分けています。
どちらの治療法があなたの症状に最適か、診察時に医師が丁寧に判断し、ご提案します。

集束型体外衝撃波は、痛みを伴いますが、患者様が我慢できる範囲で出力を少しずつ上げていき、最大限の効果を引き出します。

改善が期待できる症状

集束型体外衝撃波治療は以下の症状や疾患などに効果が期待できます。

・腱や筋肉の症状:腱周囲の長引く痛み

・骨の症状:疲労骨折、難治性の骨折、軟骨の障害

治療前の不安を解消するQ&A

Q. 治療は痛いですか?

A. 治療中は患部に衝撃波を照射するため、痛みを感じます。
特に集束型は痛みを伴いますが、患者様が我慢できる範囲で出力を調整しながら進めていきます。
治療が進むにつれて徐々に痛みが軽減していくことが多いです。

Q. 治療効果はどれくらいですか?

A. 治療効果には個人差があり、完全な除痛を保証するものではありません。
しかし、一般的に60〜80%の症例で疼痛軽減などの効果が認められたという報告があります。

Q. デメリット・副作用はありますか?

A. 重大な副作用はほとんどありません。
ごく稀に、治療中および治療後に一時的な痛み、皮膚の赤みや腫れ、皮下出血などが起こることがありますが、これらは通常、数日で消失します。

Q. 治療回数は何回必要ですか?

A. 症状や効果によって異なりますが、通常は1〜2週間に1回の頻度で3〜5回が目安となります。
最大でも10回程度となります。

安心して治療に臨める、3つのステップ

Step 1:まずはご相談から

通常の診察で、医師があなたの症状を丁寧に診察します。
レントゲンや超音波検査などで患部の状態を詳しく確認し、体外衝撃波治療が適応かどうかを判断した上で、最適な治療計画をご提案します。

Step 2:短時間で負担の少ない治療

治療当日は、超音波で患部を正確に特定し、そこに衝撃波を照射します。
所要時間は約8分と短時間で、身体への負担も少ないのが特徴です。

Step 3:着実に進む回復への道

治療終了後、次回の予約をお取りします。通常は1〜2週間後にご来院いただき、効果を確認しながら次の治療に進みます。
合計3〜5回の治療で、痛みからの解放を目指します。

費用について

費用に関する不安がないよう、料金体系を明確に提示します。

(※)難治性足底腱膜炎として保険適用となるには、当院での治療を含め、6ヶ月以上の保存療法を行っても改善が得られない場合に限られます。
他院での治療歴がある場合は、その期間が確認できないため自費診療となる場合があります。

気になる症状がある方は、まずはお気軽にご相談ください。

体外衝撃波治療は、すべての痛みに万能なわけではありません。
まずは医師が診察し、あなたの症状がこの治療に適しているかどうかを一緒に見極めます。

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文責 上田 英範
(日本整形外科学会整形外科専門医)

院長 上田 英範