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西尾市で交通事故のむちうち治療をお考えの方へ 運動はいつから始めていい?

医療

こんにちは!西尾市一色町の整形外科クリニック うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。

この度は、当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
交通事故によるむち打ちの症状でお悩みの方から、「いつから運動を再開していいですか?」というご質問をよくいただきます。
今回は、皆さんが安心してむちうちの治療を進められるよう、運動を始めるタイミングや注意点についてお話ししたいと思います。

むち打ちの超初期:運動は原則としてNGです

交通事故によるむち打ちは、首の筋肉や靭帯、神経などが損傷している状態です。
初期段階で無理に首を動かしたり、運動をしてしまうと、炎症が悪化し、症状が長引いてしまう危険性があります。

痛みが強い時期や、医師の許可が出ていない段階では、ウォーキングやジョギング、筋トレは控えるのが原則です。
自己判断で無理な運動を行うと、せっかく良くなりかけていた症状が逆戻りしてしまうこともあるので、注意が必要です。

なぜ運動を控えるべきなのか?

むちうちの超初期は、首の周りの組織が非常にデリケートな状態です。
この時期に無理な運動をすると、以下のようなリスクがあります。

炎症の悪化: 損傷した組織に負担がかかり、炎症がさらにひどくなる可能性があります。

痛みの増強: 痛みが強くなり、日常生活に支障をきたすことがあります。

症状の慢性化: 適切な治療を受けずに無理をすると、症状が慢性化し、後遺症につながるリスクが高まります。

まずは、安静を保ち、専門的な治療に専念することが最も重要です。

運動再開のタイミング:医師の判断が重要です

いつから運動を再開できるかは、患者さん一人ひとりの症状や回復状況によって異なります。
自己判断ではなく、必ず医師の診察を受けてから判断しましょう。

当院では、整形外科専門医が患者さんの首の状態を慎重に診察し、痛みが落ち着き、可動域が回復してきたことを確認してから、運動再開の許可を出します。
まずは医師と相談しながら、焦らず治療を進めていきましょう。

むちうち治療の進め方:運動療法を取り入れる

症状が落ち着いてきたら、次に重要になるのがリハビリテーションです。
当院では、リハビリ専門の理学療法士が、患者さんの状態に合わせた運動療法を指導します。

むち打ち後の首は、筋肉が硬くなり、動きが制限されがちです。
適切な運動療法を行うことで、首や肩周りの筋肉を少しずつ動かし、柔軟性や筋力を回復させ、再発を防ぐことができます。

理学療法と物理療法を併用して効果を最大化

当院では、理学療法と物理療法を併用して、むち打ちの治療効果を最大限に引き出します。

物理療法: 電気治療や温熱療法などを用いて、痛みを和らげ、血行を改善します。

理学療法: 理学療法士がマンツーマンで、個別の状態に合わせた運動療法やストレッチを指導します。

これにより、痛みを和らげながら、根本的な機能回復を目指すことができます。

専門家への相談が早期回復への第一歩

交通事故後のむちうちは、早期に適切な治療を受けることが何よりも重要です。
当院では、毎月多くの交通事故の患者さんにご来院いただいており、その豊富な経験を活かして、最適な治療を提供しています。

また、保険会社とのやり取りや、後遺症に関するご相談など、治療以外の不安についても、交通事故対応に熟練した弁護士と連携してサポートいたしますので、ご安心ください。
西尾市でむち打ち治療をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。

理学療法士・柔道整復師 計12名体制で皆様の健康増進を全力サポート!

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ではまた!

執筆者

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執筆者

上田 英範

うえだ整形外科クリニック 院長

2021年、愛知県西尾市にうえだ整形外科クリニックを開院しました。
地域社会に貢献するため、医師として患者さんに信頼していただける医療を心がけております。

経歴
金沢医科大学卒/名古屋医療センター研修医/聖霊病院整形外科勤務/なかざわ記念クリニック整形外科勤務
保有資格
日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会リウマチ医/日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
所属学会
日本整形外科学会/日本リウマチ学会/日本骨粗鬆症学会/日本整形外科超音波学会/日本リハビリテーション医学会/日本整形内科学研究会