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交通事故後のむち打ち 早く治すにはどうすればいい?

医療

こんにちは!

西尾市一色町の整形外科クリニック うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。

本日も交通事故関係のブログです。

「交通事故後のむち打ち 早く治すにはどうすればいい?」が本日の内容です。

むち打ちは自然に治る?それとも治療が必要?

交通事故のあと、「首がちょっと痛いけど、そのうち治るかな…」と思っていませんか?

実はこの「ちょっとした痛み」こそが、むち打ちによる症状の始まりかもしれません。

むち打ちは、事故などの強い衝撃によって首の筋肉や靭帯、神経などがダメージを受けることで起こる症状です。

放っておくと、痛みが長引いたり、頭痛や肩こり、めまい、吐き気といったつらい症状に繋がることもあります。

むち打ちを早く治すには何をすればいい?

「むち打ちはすぐに治るもの」と思われがちですが、放置すると症状が長く続く可能性があります。

しかし、しっかりと治療を受けることで、回復がスムーズになるケースが多くあります。

まず大切なのは、痛みや違和感を感じた時点で早めに整形外科を受診することです。

むち打ちはレントゲンやMRIなどで骨や靭帯の状態を確認し、的確な診断を行うことが早期回復の第一歩になります。

診断の結果に応じて、必要な治療法を組み合わせていきます。

たとえば、痛みや炎症が強い初期には内服薬や外用薬を使用したり、電気治療で筋肉の緊張をやわらげていきます。

また、事故に遭ったあとなるべく早くリハビリテーションを開始し、首や肩周りの筋肉をほぐしたり、姿勢や可動域の改善を図っていきます。

日常生活で気をつけることも回復のカギ

治療だけでなく、日常生活でもいくつか気をつけることで、むち打ちの早期回復に役立ちます。

まず、首を無理に動かさないようにしましょう。

痛みが強い時期に無理な運動をすると、かえって悪化することがあります。

しかし、安静にしすぎるのも良くありません。

医師の指示のもとで、軽く動かすことや適度なストレッチを取り入れることが回復を助けます。

また、冷えは筋肉の緊張を悪化させることがあるため、首元を冷やさないように注意しましょう。

湯船にゆっくり浸かるなど、血流を良くする工夫も有効です。

気温差が大きい時期や梅雨などの季節の変わり目は特に注意が必要です。

一人で悩まず、専門家に相談しましょう

「この痛み、いつ治るんだろう」「仕事を休めないから我慢するしかない」とお悩みの方も多いと思います。

でも、むち打ちはしっかりと向き合えば、改善できる症状です。

整形外科では医学的な根拠に基づいて治療を進められるため、安心して通院できます。

うえだ整形外科クリニックでは、自賠責保険を使った治療も対応していますので、費用面でも安心してご相談いただけます。

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では、また!

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執筆者

上田 英範

うえだ整形外科クリニック 院長

2021年、愛知県西尾市にうえだ整形外科クリニックを開院しました。
地域社会に貢献するため、医師として患者さんに信頼していただける医療を心がけております。

経歴
金沢医科大学卒/名古屋医療センター研修医/聖霊病院整形外科勤務/なかざわ記念クリニック整形外科勤務
保有資格
日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会リウマチ医/日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
所属学会
日本整形外科学会/日本リウマチ学会/日本骨粗鬆症学会/日本整形外科超音波学会/日本リハビリテーション医学会/日本整形内科学研究会