かかとの激痛はもしかして? 西尾市の整形外科で受ける足底腱膜炎の集束型体外衝撃波治療

こんにちは!
西尾市一色町の整形外科クリニック
うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。
朝起きて最初の一歩や、長い時間座った後に立ち上がった瞬間に激しいかかとの痛みを感じるなら、それは足底腱膜炎(筋膜炎)かもしれません。
一般的な治療ではなかなか改善しない「難治性」の慢性的な痛みに、当院は手術をせずに根本改善を目指せる先進的な『集束型体外衝撃波治療』を西尾市で提供しています。
長引く慢性的な痛みは、生活の楽しさや歩く喜びを奪ってしまいます。
今回は、この治療法がなぜ難治性の足底腱膜炎の激痛に効果を発揮するのか、そして当院がどのように精密な治療を提供しているのかを、詳しくご説明いたします。
かかとの激痛はもしかして?足底腱膜炎のサインと標準的な治療方針
足底腱膜炎は、足裏の腱組織(足底腱膜)がかかとの骨に付着する部分で炎症や損傷が繰り返される疾患です。
最も特徴的なサインは、朝の歩き始めや休憩後の『動作の開始時』に激痛が走ることです。
多くの場合、保存療法(薬物療法、ストレッチや理学療法、足の負担を減らす装具療法、注射療法など)で改善に向かいます。
痛みの原因を正確に特定するため、当院では問診やレントゲンに加え、エコー(超音波)検査で腱膜の炎症や異常な厚み(肥厚)を詳しく確認します。
治らないと諦めていませんか?「難治性足底腱膜炎」の定義
しかし、適切な保存療法を6ヶ月以上続けても症状が改善しない場合を「難治性足底腱膜炎」と呼びます。
これは、腱組織の損傷が長期化することで血流不足が慢性化し、組織の修復が追いつかなくなるためです。
当院が提供する集束型体外衝撃波治療は、まさにこの難治性の足底腱膜炎に対し、保険適用が認められた、手術不要の新しい治療の選択肢です。
西尾市で探す希望:難治性の足底腱膜炎に集束型体外衝撃波治療
長年痛みに悩まされてきた方にとって、集束型体外衝撃波治療は、手術をせずに根本的な改善を目指せる先進的な選択肢です。
欧米ではスポーツ選手を中心に、低侵襲で安全かつ有効な治療として標準的に確立されています。
当院は、地域の皆様がこの先進的な医療を受けられるよう導入しています。
集束型体外衝撃波治療の強みは、足底腱膜炎のほか、テニス肘、石灰沈着性腱炎、さらには疲労骨折など、幅広い慢性の痛みに効果が期待できる点にあります。
難治性疼痛に対する新しい希望として、患者様の生活の質(QOL)向上を力強くサポートします。
集束型の真価:なぜピンポイントで痛みの根源に届くのか
体外衝撃波治療には集束型と拡散型がありますが、当院が使用する集束型は、衝撃波エネルギーを体内の特定の一点に「焦点」として集中させます。
足底腱膜炎の痛みが発生する局所的な領域に対し、集束型を用いることで、高いエネルギーを正確かつ効率よくアプローチすることが可能です。
これにより、周辺組織への影響を抑えつつ、痛みの根本原因にダイレクトに作用できます。
施術時間も約8分と短時間で、身体への負担が少ない低侵襲性も特徴の一つです。
科学が証明する治療効果:衝撃波が促す「痛みのリセット」と「組織再生」
衝撃波治療が難治性の足底腱膜炎に有効な理由は、以下の三つの科学的なメカニズムに基づいています。
痛みのリセット(鎮痛効果): 痛みを感じる神経終末に変性や破壊をもたらし、痛みの伝達物質の放出を減少させることで、痛みを即座に和らげる効果が期待できます。
損傷組織の修復促進: 衝撃波の刺激により成長因子の放出が促され、弱くなったコラーゲン生成を介して、傷ついた腱組織の再生を促します。
新生血管の生成促進: 慢性的な血流不足を改善するため、血管新生を促す因子を増やし、新しい血管(新生血管)の生成を促進することで、組織の治癒能力を飛躍的に高めます。
うえだ整形外科クリニックの強み:超音波(エコー)を用いた精密な治療手順
集束型体外衝撃波治療の成功は、患部をどれだけ正確に特定し、エネルギーを集中させられるかにかかっています。
当院では、この精密さに徹底的にこだわり、超音波(エコー)装置をで照射部位を特定し、足底腱膜の損傷部位を視覚的に確認します。
この超音波で患部特定を行うことで、衝撃波の焦点を正確に定め、エネルギーを必要とする病変部にのみ照射することが可能です。
また、当院では深部の病変に強い集束型だけでなく、広範囲の筋筋膜性の痛みに対応できる拡散型という、2種類の体外衝撃波治療器を使い分け、患者様の症状に最適な個別化された治療を提供しています。
治療回数と効果の目安:どのくらいの期間で改善を目指すのか
難治性の足底腱膜炎に対する集束型体外衝撃波治療は、通常、1〜2週間に1回の頻度で、3回から5回の治療が目安となります。
症状によっては最大で10回程度まで行う場合もあります。
この治療法は個人差がありますが、過去の臨床報告では、一般的に60%から80%の症例で疼痛軽減効果が認められています。
組織の再生と修復には時間が必要なため、治療後の約1週間は、医師の指導に従い、患部に過度な負担がかかる激しい運動などを控えていただくことが重要です。
長年続くかかとの痛みでお悩みの方へ:あきらめないで私たちにご相談ください
もしあなたが長年この痛みに悩まされ、「もう治らないから仕方がない」と諦めかけているのであれば、西尾市にある私たち、うえだ整形外科クリニックにご相談ください。
集束型体外衝撃波治療は、従来の治療法では改善が難しかった慢性的な炎症に対し、痛みのリセットと組織の根本的な再生という二つの側面からアプローチできる、強力な治療手段です。
まずは正確な診断を行い、集束型体外衝撃波治療が適応となるかを判断することが、回復への最も重要な第一歩です。
うえだ整形外科クリニックでの集束型体外衝撃波治療の進め方
西尾市一色町にあります当院は、地域の皆様が質の高い整形外科治療を受けられるよう努めております。
当院での集束型体外衝撃波治療は、難治性の足底腱膜炎に対して保険適用となりますが、治療には適応基準がございます。
まずは一度ご来院いただき、医師の診察とエコーなどの精密検査により、治療の適応を慎重に判断させていただきます。
治療をご希望の方は、一度ご受診をお願いいたします。
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ではまた!
執筆者
執筆者
うえだ整形外科クリニック 院長
2021年、愛知県西尾市にうえだ整形外科クリニックを開院しました。
地域社会に貢献するため、医師として患者さんに信頼していただける医療を心がけております。
- 経歴
- 金沢医科大学卒/名古屋医療センター研修医/聖霊病院整形外科勤務/なかざわ記念クリニック整形外科勤務
- 保有資格
- 日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会リウマチ医/日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
- 所属学会
- 日本整形外科学会/日本リウマチ学会/日本骨粗鬆症学会/日本整形外科超音波学会/日本リハビリテーション医学会/日本整形内科学研究会