院長ブログ

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骨粗鬆症治療について③

医療

こんにちは!
西尾市一色町に令和3年8月4日に新規開院予定のうえだ整形外科クリニック 院長 上田英範(ひでのり)です。

本日は、前回のブログの骨粗鬆症シリーズの続きになります。
まだ前回、前々回のブログを読んでいない方は下記リンクから前回のブログを読んでから今回の記事を読んでいただければと思います。
一昨日のブログ 骨粗鬆症治療に関して①
昨日のブログ 骨粗鬆症治療に関して②

骨粗鬆症治療の続き、薬物治療からになります。
まず、骨粗鬆症の薬には、①骨形成促進薬②骨吸収抑制薬、③それ以外のものがあります。

①骨形成促進薬に関して
骨を作る薬になります。
弱った骨を新しい質の良い骨に作り替えるようなイメージです。
具体的な薬を挙げると、
フォルテオ®️
テリボン®️
テリボンオートインジェクター®️

という薬になります。
いずれも注射の薬になります。

②骨吸収抑制薬に関して
今ある骨を壊れにくくする薬になります。
具体的な例を挙げると、
プラリア®️
ビスホスホネート(ベネット®️などいくつか種類あり)
SERM(サーム、エビスタ®️などいくつか種類あり)

といった薬になります。
プラリア®️に関しては注射、ビスホスホネートは内服と注射、SERMは内服の薬になります。

比較的最近①と②の効果を合わせ持つ薬が登場しました。
イベニティ®️という薬です。
この薬は今のところ①骨形成促進薬に分類されるのか、②骨吸収抑制薬に分類されるのか不明確ですが、私個人は②骨吸収抑制薬の性質の方が強いのではないかと思っています。

③それ以外に関しては、ビタミンD製剤(エディロール®️など)が該当します。
骨の代謝を正常な状態に改善します。

年齢、骨密度、採血などを考慮してどの薬を選択するか検討することになります。
詳しくは担当の先生と相談すると良いと思います。
大切なことは続けること、治療を勝手に中断しないことです。

さて、転倒予防に関してです。
骨粗鬆症の方は尻もちなどの軽い外傷で骨折を起こすため、転倒予防も大切です。
以前説明させていただいたロコモティブシンドロームを予防するための運動が骨粗鬆症の転倒予防、運動療法でも活用できます。
年齢、状態によってできるものは変わってきますが、主にやっていただきたいのは片足立ち、スクワットになります。
ロコモONLINE ロコトレ
こちらのトレーニングを参考に運動も取り入れてみてください。

骨粗鬆症シリーズ3回に渡って解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
うえだ整形外科クリニックは骨粗鬆症が原因の骨折をなくすべく、治療、啓発活動に励んでいきたいと思います。
当院は正確に骨密度を測る機械も導入しております。
ご自身の骨密度が気になる方は、開院後ぜひ一度ご来院ください。

では、また!

うえだ整形外科クリニック 医師 上田英範