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寒さで関節が痛くなりませんか ?

寒くなると関節が痛くなるのはなぜ?
12月に入り、「寒くなってから膝や肩が痛む」「動き始めがつらい」と感じる方が増えてきます。
実はこれ、とても自然なことです。寒さによって体にはいくつかの変化が起こります。
まず、気温が下がると体は熱を逃がさないように血管を縮めます。その結果、関節や筋肉への血の巡りが悪くなり、こわばりや痛みを感じやすくなります。また、寒いと体を動かす機会が減り、関節の動きが小さくなることも痛みの原因になります。

朝や動き始めがつらい理由
「朝起きたときが一番痛い」「最初の一歩が怖い」という声をよく聞きます。
これは、寝ている間に体をほとんど動かさず、関節が固まりやすくなっているためです。特に冬は布団から出るのがつらく、動き出しが遅くなりがちなので、余計に痛みを感じやすくなります。
今日からできる寒さ対策
大切なのは、「冷やさない」「動かさない時間を減らす」ことです。
・外出時は首、手首、足首を冷やさない
・朝はすぐに動かず、布団の中で足首をゆっくり動かす
・長く座ったままにならない(30分に一度は立つ)
・お風呂でしっかり体を温める

これだけでも、関節の動きはかなり楽になります。

痛いときほど無理はしない
「動かした方がいい」と聞くと、痛みを我慢して頑張ってしまう方がいますが、無理は禁物です。
痛みが強い日は、軽く動かすだけで十分です。逆に、全く動かさない状態が続くと、関節はさらに固くなってしまいます。「少し動かす」を意識してみてください。
冬は“いたわるリハビリ”でOK
冬のリハビリは、頑張りすぎないことが続けるコツです。寒い季節に痛みが出るのは特別なことではありません。体の変化を知り、上手に付き合っていくことで、冬でも安心して日常生活を送ることができます。
不安なことがあれば、遠慮せず相談してください。一緒に、無理のない方法を考えていきましょう。