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指の根本が痛い、曲げたあと指がひっかかる…手術なし!注射なし!ばね指の治療に集束型体外衝撃波治療という選択肢を

医療

💡 こんにちは!
西尾市一色町の整形外科クリニック うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。

毎日を頑張るあなたの手に、最近こんな変化はありませんか?

「朝起きた時、指がスムーズに動かない…」 「指の付け根がジンジン痛む…」 「指を曲げようとすると、途中で引っかかって『カクン!』と弾けるように伸びる…」

特に中高年の女性に多く見られるこの症状は、「ばね指」と呼ばれ、日常生活のちょっとした動作、例えば、顔を洗う、服のボタンをかける、調理をする、といったことさえ億劫にしてしまいます。

そして、「この痛みを治すには、やっぱり注射しかないのかな?」「まさか、手術が必要になるのでは?」と不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

当院は、愛知県西尾市一色町で、患者さんに寄り添い「患者さんに信頼される医療」をモットーに診療を行っています。
今日は、そのような不安を抱えるあなたに、手術や注射に頼らずに改善を目指せる、新しい治療の選択肢についてお話しさせていただきます。

😥 その指の不調、「ばね指(腱鞘炎)」かもしれません

「ばね指」は医学的には「弾発指(だんぱつし)」とも呼ばれます。
文字通り、指がバネのように弾けてしまう症状です。

ばね指が起こる理由

指をスムーズに曲げ伸ばしするために、指の中には「腱(けん:スジ)」という紐状の組織が走っています。
この腱が、骨から浮き上がらないように押さえているトンネルのようなものが「腱鞘(けんしょう)」です。

頻繁に指を使ったり、ホルモンバランスの変化があったりすると、この腱と腱鞘がこすれ合い、炎症を起こしてしまいます。

1.炎症と腫れ: 炎症によって腱鞘や腱が腫れてしまう。

2.トンネル部分が狭くなる: 腱が太くなったり、腱鞘が腫れることでトンネルが狭くなる。

3.ひっかかり: 指を動かした時に、この腫れた部分が腱鞘というトンネルの入り口で引っかかってしまう。

4.弾けるような動き: 無理に力を入れて動かすことで、引っかかりを乗り越えて指が勢いよく「カクン」と伸びる(弾けるような動きになる)。

この状態が続くと、指の付け根に強い痛みを感じたり、進行すると指が曲がったまま自力で伸ばせなくなったりすることもあります。

💉 従来の治療の不安と、もう一歩踏み出せない患者さんの本音

ばね指の治療として、一般的に行われているのは次のようなものです。

・安静、湿布、飲み薬による炎症を抑える治療。

・指のストレッチなどのリハビリ。

それでも症状が改善しない場合、次のような治療を勧められることがあります。

1. ステロイド注射
炎症を抑えるために、腱鞘に直接ステロイドというお薬を注射することがあります。
高い効果が期待できますが、「注射は痛い」「効果がいつまでも続くわけではない」「何度も繰り返すのは怖い」と感じる方も少なくありません。
特にステロイドは、繰り返し使用することで腱が弱くなるリスクなども懸念されます。

. 手術
重度のばね指の場合、腱鞘の一部を切り開いて腱の通り道を広くする手術(腱鞘切開)が根治的な治療として選択されます。
もちろん確実な治療法の一つですが、「できればメスは入れたくない」「仕事や家事を長く休めない」と、手術に踏み切れない方も多くいらっしゃいます。

「できれば、体への負担が少なくて、根本から良くなるような、新しい治療はないかしら?」

当院は、そんな患者さんの切実な声に応えたいという想いから、先進的な治療法を導入しています。

✨ 新しい希望:手術・注射に頼らない集束型体外衝撃波治療という選択肢

手術も注射もしたくないけれど、この痛みから解放されたい。
その願いに応えるのが、集束型体外衝撃波治療です。

衝撃波治療とは?

これは、体外から皮膚を通して、「衝撃波」という特殊な「音の波」を、痛みのある部分に集中的に当てる治療法です。
これは、もともと腎臓の結石を砕く治療で使われていた技術が、整形外科に応用されたものです。

難しい医療機器のイメージがあるかもしれませんが、簡単に言うと、次の2つの効果を狙って行います。

痛みの信号をリセット: 痛みを感じる神経に刺激を与えることで、その働きを一時的に抑え込み、痛みを和らげる効果が期待できます。

組織の修復をサポート: 衝撃波が細胞レベルで作用し、血流を促し、組織の「再生」や「修復」を促す効果が期待できます。
これにより、傷んだ腱や腱鞘を健康な状態に導き、根本的な改善を目指します。

ばね指治療におけるメリット

この衝撃波治療は、ばね指の炎症を起こしている腱鞘や、腫れてしまった腱の組織に直接アプローチできるため、注射や手術を避けたい方にとって、非常に有効な選択肢となります。

メスや麻酔が不要: 体に傷をつけません。

注射の心配がない: ステロイドによる副作用の懸念がありません。

根本治療への期待: 痛みを抑えるだけでなく、傷んだ組織自体の修復を目指します。

当院では、この集束型体外衝撃波治療を、ばね指だけでなく、肩の石灰(石灰沈着性腱板炎)肘の痛み(テニス肘など)かかとの痛み(足底腱膜炎)など、しつこい痛みにも幅広く適用し、多くの患者さんの回復をサポートしています。

👂 治療を深く理解していただくために

この衝撃波治療はまだ新しい治療法ですので、「どんなものだろう?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
当院では、「まずは知って、触れて、安心してから」治療を検討していただきたいと考えております。

愛知県西尾市一色町のうえだ整形外科クリニックでは、この集束型体外衝撃波治療について、深く理解し、体験していただける機会をご用意しています。

【お知らせ1】集束型体外衝撃波治療について理解を深める体験会(要予約)
実際に治療機器を見て、触れて、専門スタッフから詳しい話を聞き、ご自身の痛みが改善する可能性があるのかをじっくり相談できます。

日時: 月曜日、火曜日、木曜日、金曜日の19時から(19時の時間は厳守でお願いいたします)

※ご注意: クリニックが休診の日(水曜午後、土曜午後、日曜、祝日など)は開催しません。

参加費: 無料

予約: 要予約です。お電話ではなく、以下の予約専用URLからご予約ください。

【お知らせ2】集束型体外衝撃波治療の説明会(予約不要)
治療法の原理や、当院での実績、治療の流れなどを、院長である私から直接ご説明させていただきます。

日時: 12月6日(土)15時から

開場時間: 14:30

所要時間: 30分〜1時間程度

参加費: 無料

予約: 予約は不要です。お気軽にお越しください。

指の痛み、手のひっかかりを、もう諦めないでください。
あなたの生活の質を向上させるために、私たちうえだ整形外科クリニックは、常に最善の治療法をご提案することをお約束します。

🤝 まとめ:諦めずにご相談ください

「指の痛みは治らないもの」と諦めてしまう前に、一度、当院にご相談ください。

「患者さんに信頼される医療」がモットーのうえだ整形外科クリニックで、あなたの症状と生活スタイルに合わせた最適な治療法を一緒に見つけましょう。

理学療法士・柔道整復師 計12名体制で皆様の健康増進を全力サポート!

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ではまた!

執筆者

上田 英範の写真

執筆者

上田 英範

うえだ整形外科クリニック 院長

2021年、愛知県西尾市にうえだ整形外科クリニックを開院しました。
地域社会に貢献するため、医師として患者さんに信頼していただける医療を心がけております。

経歴
金沢医科大学卒/名古屋医療センター研修医/聖霊病院整形外科勤務/なかざわ記念クリニック整形外科勤務
保有資格
日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会リウマチ医/日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
所属学会
日本整形外科学会/日本リウマチ学会/日本骨粗鬆症学会/日本整形外科超音波学会/日本リハビリテーション医学会/日本整形内科学研究会