毎年つらい花粉症

1. はじめに
今回は事務からのブログです。
春になると、花粉が飛び始め、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどに悩まされる人が増えますよね、私もそうです。これはいわゆる「花粉症」。つらい症状で日常生活にも支障が出ることがあるため、早めの対策が大切です。このブログでは、花粉症の基礎知識から予防法、治療までを説明していきます。

2. 花粉症とは？
花粉症は、体の免疫システムが、空気中に飛ぶ花粉を異物とみなし、過剰に反応して起こるアレルギーの一種です。
花粉が目や鼻の粘膜に触れると体は「敵」と認識して抗体を作ります。
次に同じ花粉が入ってくると、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどを引き起こします。

3. 主な症状
くしゃみ 　　 　：短時間に何度も続くことが多い
鼻水・鼻づまり　：水っぽい鼻水や鼻が詰まる感じ
目のかゆみ　　　：目がゴロゴロ、涙が出ることも
のどの不快感　　：乾いた咳やイガイガ感
だるさ・疲労感　：夜間の鼻づまりで睡眠が妨げられることも
※お子さんから高齢者まで、年齢にかかわらず誰でも発症します。

4. 花粉の飛散時期とピーク
日本では主に以下の時期に花粉が飛散します。
スギ花粉：2月下旬～4月上旬
ヒノキ花粉：3月下旬～5月上旬
イネ科花粉：5月～7月
ブタクサ花粉：8月～10月
春先（2～4月）のスギ・ヒノキ花粉が最も多く、症状が重くなりやすい時期です。

5. 花粉症の予防ポイント
・花粉情報をチェック
テレビやインターネット、アプリなどで「今日の花粉飛散量」を確認する。

・帰宅時の服・髪のケア
外出先から帰ったら、衣類をよくはたいてから室内に入る。
帰宅後はうがい・手洗い、髪の毛をブラッシングする。

・室内の対策
窓を閉め、空気清浄機や加湿器を活用する。
布団やカーテンはこまめに洗濯・陰干しする。

・マスク・メガネの着用
花粉用マスクや花粉ガードメガネで直接の接触を減らす。

6. 症状が出たときの対策
・市販薬の利用
抗ヒスタミン薬や点鼻薬・点眼薬などを使う。

・病院（耳鼻咽喉科・アレルギー科など）へ受診
重い症状や市販薬が効かない場合は専門医へ
例えば舌下免疫療法などが有効です。
少量のアレルゲンを体内に取り入れ、徐々に慣らしていく治療法です。
数年かかりますが、根本的な改善を目指せます。

まとめ
春を快適に過ごすため、一人ひとりに合った対策をぜひ始めてみてください。