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足がつってしまうことはないですか?

リハビリからのブログ第14報です。

運動をしている時や寝ている時に足がつる。そんな経験はありませんか?
今回は足がつるというのはどういう状態でなぜ起こるのか、その原因と対策についてお話しします。

「足がつる(こむら返り)」とは、筋肉が急にけいれんを起こして収縮し、激しい痛みが出る症状のことです。医学的には「有痛性筋痙攣」と呼ばれています。

足がつる状態とは
筋肉は、常に「どれぐらい伸びているか、縮んでいるか」を脳や脊髄といった中枢神経に発信しています。何らかの原因で筋肉が過度に収縮して、足がつる状態が起こってしまうのです。

足がつる原因とは
1.就寝中・運動による水分不足
汗をかくことで体のイオンバランスが崩れ、筋肉からの信号がうまくでなくなってしまいます。
2.体の冷えによる筋肉の緊張
夏場の空調や冬の気温低下により、血行不良でイオンやエネルギーが不足することに加えて、冷えで筋肉が緊張しやすくなります。
3.加齢による筋力の衰え
中高年になると、加齢で筋肉の量が減り、加えて血行不良や冷え、脱水傾向など様々な要因が重なり起こりやすくなります。

足がつる症状を防ぐ予防策
1.適度な運動
2.ストレッチ・疲労回復
3.冷え対策
4.水分・電解質を摂る
5.栄養バランスのとれた食事

足がつった時の対処法
つってしまった時はストレッチをするのが効果的と言われています。縮みすぎてしまった筋肉を伸ばすことで症状が改善しやすくなります。
簡単にできるストレッチをご紹介します。

⚪️ももの裏(ハムストリングス)のストレッチ
膝を伸ばした状態で身体をゆっくり前に倒します。 この時に背中を丸めすぎないことがポイントです。

⚪️ ふくらはぎのストレッチ
膝を伸ばし、両足のつま先がまっすぐ前を向いた状態で行います。
伸ばす方の足の踵がしっかりと床についていることがポイントです。
ストレッチをするときは反動をつけるのではなく、呼吸をしながらゆっくりと持続的に伸ばすことを意識してみて下さい。

執筆者

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リハビリスタッフ

こんにちは。うえだ整形外科クリニックで働いているリハビリスタッフ一同です。
患者様一人ひとりに合ったリハビリを提供し、早期回復をサポートすることを目指しています。皆様の健康と生活の質向上に全力で取り組んでいますので、どうぞよろしくお願いいたします。