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骨粗鬆症について製薬会社さんの社内講演会をやらせていただきました!

医療

こんにちは!
西尾市一色町の整形外科クリニック うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。

本日は某製薬会社さんの社内講演会で骨粗鬆症に関して講義させていただきました。

今日の講演の内容を振り返って、一般の方にも有益だと思える情報が2つあります。

①骨粗鬆症治療薬は、骨を作る薬(骨形成促進薬)から始めて、その後骨が壊れるのを防ぐ薬(骨吸収抑制薬)を使っていくのが良いこと。

②骨粗鬆症と診断されたら、これからずっと治療を続けるぞ!という強い意志をもって治療に臨んでほしいこと。

ということです。

まず、①に関してですが、年齢や患者さんの状態にもよりますが、基本的に骨を作る薬を先に使って、その後骨が壊れるのを防ぐ薬を使う方が骨密度の伸びが良いことが分かっています。
この順番が逆になると、伸びないどころか逆に下がる場合もあります。
骨を作る薬は自己注射の薬が多く、患者さんには敬遠されがちではありますが、効果は期待できます。

②に関しては、骨粗鬆症は継続的な治療が必要な病気です。
患者さんからはどのくらい治療を続ければ良いのか?という質問を良く受けます。
骨粗鬆症のガイドラインには、5〜6年と書いてあったりしますが、自分としては一生続けるくらいの強い気持ちが必要です、と説明することが多いです。

当院は骨粗鬆症治療に関しても力を入れているクリニックです。
身長が縮んだ、背中が曲がった、健診で骨密度がひっかかった、ちょっと転んだだけで骨折をしたという方は当院にご相談いただければと思います。

当院ホームページの骨粗鬆症の項目もぜひ一度ご覧いただければと思います。

では、また!

うえだ整形外科クリニック 医師 上田英範