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院長の趣味に関して②とロコモティブシンドロームについて

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こんにちは!
西尾市一色町に令和3年8月に開院予定のうえだ整形外科クリニック 院長 上田英範(ひでのり)です。

以前のブログで院長の趣味は筋トレと読書とお話しましたが、本日はそのうち筋トレとそれに関連してロコモティブシンドロームのお話をさせていただきます。

私が筋トレをし始めたのは現在の職場に来てからなので、約6年ちょっと前になります。
整形外科医師が患者さんに言う可能性があるセリフで、「痩せてください」「運動してください」「筋肉つけてください」がありますが、もしみなさんがお腹がたるんで締まりのない医師にそのようなセリフを言われたらどのように思われるでしょうか?
「お前がな!」と思いませんか?
私は堂々と患者さんに指導できるようにするために、まず自分を変えることに決めたわけです。

途中少しできない時期もありましたが、今までずっと続いている習慣です。
現在勤めている職場の自室には上の写真のように筋トレ器具を持ち込んで、昼休みには必ず筋トレをしており、自身のクリニックを開業後も続いていく習慣であろうと思っています。
最近は下の写真のGACKTさんの本を読んだのがきっかけで、ウエイトトレーニングの頻度を減らして自重の体幹筋力トレーニングも行うようにしております。

さて、みなさん「ロコモティブシンドローム」という言葉をご存知でしょうか?
日本整形外科学会 ロコモonlineによると、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム」=ロコモというと定義されております。
つまり、膝の痛み、腰の痛み、足のしびれなどが原因で動けなくなる状態のことを言います。

ロコモを予防するためには、患者さんの痛みやしびれを治療することに加えて、筋トレをする必要があります。
筋トレに関しては、スクワットやランジがおすすめ種目になります。
先日のブログとも関連しますが、私のクリニックでリハビリは運動療法を積極的にやって行きたいと思っております。)

そして、個人的にはやはり栄養をしっかり取ることが重要であると思います。
腎機能が悪くない限りは、自分の体重(kg)×1.0gのタンパク質を1日に摂取する必要があります。
(ちなみに、私は自分の体重×2.0~3.0gのタンパク質を1日に摂取しております。)
健康長寿ネット 三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量
タンパク質は筋肉を作るために重要な栄養素になるため、積極的に摂取していきましょう。

ぜひ皆さんも自身の運動習慣と食事習慣に目を向けてみてください。
では、また!

うえだ整形外科クリニック 医師 上田英範