超音波(エコー)検査で何がわかる? - レントゲンとの違いを解説

こんにちは!
西尾市一色町の整形外科クリニック うえだ整形外科クリニック 院長 上田英範です。
「転んで足をひねった」「肩が上がらなくて夜も眠れない」そんな悩みで整形外科を受診したとき、まず行うのがレントゲン検査ですよね。
でも、検査のあとに先生から「骨には異常ありませんね」と言われて、少し複雑な気持ちになったことはありませんか?
「骨に異常がないなら、どうしてこんなに痛いの?」「このまま放っておいていいのかな?」
そんな不安を抱えている皆さんに知っていただきたいのが、当院が注力している超音波(エコー)検査です。
実は、レントゲンだけでは見つけられない「痛みの正体」が、エコーを使うとはっきりと見えることがあるんです。
今回は、レントゲンとエコーの違い、そして当院が目指す「見えない痛みを見逃さない医療」についてお話しします。
レントゲンが得意なこと・苦手なこと
整形外科の診察でレントゲンは欠かせない存在です。
レントゲンは、X線を使って体の内部を映し出します。
レントゲンの得意分野
骨の全体像を把握すること
関節の隙間が狭くなっていないか(軟骨がすり減っていないか)を診ること
骨の大きな変形や、ズレがないかを確認すること
しかし、レントゲンには苦手な分野もあります。
それは、筋肉、腱(筋肉と骨をつなぐスジ)、靭帯(骨と骨をつなぐバンド)、神経、血管といった「柔らかい組織」を映し出すことです。
これらはレントゲンを通り抜けてしまうため、たとえ靭帯が伸びていたり、筋肉に傷がついていたりしても、レントゲン写真には写りません。
これが「骨には異常がないのに痛い」という現象の大きな理由の一つです。
超音波(エコー)検査で見える「痛みの正体」
そこで登場するのが超音波(エコー)検査です。
妊婦さんの健診でお腹の赤ちゃんを見るのと同じ仕組みで、害のない音波を当てて体の中を映し出します。
エコーの最大の強みは、レントゲンに写らない「柔らかい組織」を鮮明に映し出せることです。
エコーでわかること
筋肉や腱の傷: 「四十肩・五十肩」だと思っていたら、実は肩の腱が切れていた(腱板断裂)というケースもエコーで見つかります。
靭帯の損傷: 足首をひねったとき、靭帯がどの程度傷ついているかをミリ単位で確認できます。
炎症のサイン: 痛みがある場所に異常な血管が増えていないか、血流の状態を診ることで炎症の強さがわかります。
水が溜まっているか: 関節の中に炎症による水が溜まっている様子も一目瞭然です。
さらに、エコーには「動かしながら診られる」という画期的な特徴があります。
「こう動かしたときだけ痛いんです」という患者さんの動作に合わせて、その瞬間に筋肉やスジがどう動いているか、どこかで引っかかっていないかを動画としてリアルタイムで観察できるのです。
これは静止画であるレントゲンにはできない、エコーならではの診察です。
さらに一歩先へ!2026年4月よりMRIを導入します
当院では現在、レントゲンとエコーを駆使して診断を行っていますが、患者さんの「もっと詳しく知りたい」「早く原因を突き止めてほしい」という声にお応えするため、大きな決断をしました。
2026年4月より、当院にMRIを導入いたします。
MRIは、磁気を使って体の断面を非常に細かく映し出す検査機器です。
エコーは表面に近い組織を見るのが非常に得意ですが、MRIは体の深部(骨の内部や深いところにある神経など)を隅々まで診ることに長けています。
エコーで見える「動的な異常」と、MRIで見える「詳細な深部の情報」。
この両方を組み合わせることで、診断の「死角」をなくし、より正確で納得感のある医療を西尾市の皆さまに提供できるようになります。
痛みの根本治療を目指して:集束型体外衝撃波治療
原因がわかったら、次はその痛みをどう治すかです。当院では、特に長引く慢性的な痛みに対して「集束型体外衝撃波治療」という新しい治療法を提案しています。
これは、エコーで特定した「痛みの元」となる組織に対して、体の外から高出力の音波を照射する治療です。
どうして効くの? 痛みを感じる神経を一時的に麻痺させたり、あえて組織をわずかに刺激することで、体が本来持っている「治そうとする力(自己治癒力)」を呼び覚まします。
どんな痛みにいいの? 特におすすめなのは、歩くときに足の裏が痛む「足底腱膜炎」や、スポーツによる肘・膝の痛み、なかなか治らない腱の炎症などです。
エコーでピンポイントに痛みの場所を確認しながら照射できるため、非常に精度の高い治療が可能です。
手術のように切る必要がなく、通院で受けられるため、お仕事や家事で忙しい方、スポーツを早く再開したい方にとって非常に心強い味方になります。
一人で悩まずにご相談ください
「年だから仕方ない」「そのうち治るだろう」と痛みを我慢していませんか?
痛みが続いているということは、体が出している大切なサインです。
当院では、院長である私をはじめ、リハビリ専門の理学療法士たちがチーム一丸となって、あなたの悩みに向き合います。
レントゲンで異常がないと言われた方も、ぜひ一度当院のエコー診察を受けてみてください。
一緒に痛みの原因を見つけ出し、笑顔で過ごせる毎日を取り戻しましょう。
一色町の皆さんの健康を守るパートナーとして、これからも最新の設備と真心を込めた診察でお待ちしております。
理学療法士・柔道整復師 計12名体制で皆様の健康増進を全力サポート!
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ではまた!
執筆者
執筆者
うえだ整形外科クリニック 院長
2021年、愛知県西尾市にうえだ整形外科クリニックを開院しました。
地域社会に貢献するため、医師として患者さんに信頼していただける医療を心がけております。
- 経歴
- 金沢医科大学卒/名古屋医療センター研修医・整形外科勤務/聖霊病院整形外科勤務/なかざわ記念クリニック整形外科勤務
- 保有資格
- 日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会リウマチ医/日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
- 所属学会
- 日本整形外科学会/日本リウマチ学会/日本骨粗鬆症学会/日本整形外科超音波学会