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事務さんに期待したいこと、お願いしたいこと

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こんにちは!
西尾市一色町に令和3年8月に開院予定のうえだ整形外科クリニック 院長 上田英範(ひでのり)です。

本日は当院に勤務することになる事務さんに期待したいこと、お願いしたいことを記載したいと思います。

まず、事務さんはクリニックの「顔」になります。
患者さんは最初に事務さんに会って受付をし、事務さんに会って会計をします。
まさしく、「顔」です。
ですので、事務さんに私が最も求めるスキルは経験ではなく、接遇ということになります。
人間の心理には「ピーク・エンド・セオリー」というものがあります。
人間の心理は、最も良い状態がどうであったかと、最後の状態に引っ張られます。
つまり、途中でどんなに感動的な思いをしても、最後に嫌なことがあるとその感覚が強くなって悪い感情が残ってしまうのです。
「終わりよければ全てよし」が「終わり悪ければ全て悪し」になる可能性もあるのです。
そのような思いを患者さんにさせたくないため、私は事務さんに求めるスキルは接遇を第一とします。
即戦力の整形外科クリニック経験者の方がいらっしゃるのはありがたいのですが、上記の理由で私は接遇を重んじることとします。
もちろん、患者さんが最も見ているのは、私であるということは認識しています。
事務さんに接遇を重んじることを明言する以上、私も患者さんに対する礼節は重んじることをお約束します。

そして、もし入職された場合は、ぜひ積極的に私を助けてください
西尾市の診療所に勤務した経験で、1日に一人で残業なしで診察できる人数は60人程度ということがわかっています。
それ以上の診察人数をこなせないのは、私が診察中に医師でなくてもできる仕事もやっているからだと思います。
例えば、カルテの入力、病名の入力などです。
可能であれば早期にシュライバー(医師のカルテの入力の代行業務)の訓練を行っていきたいと考えております。
最初はできないのは当たり前ですので、安心して少しずつ私のカルテ入力の癖を掴んでいただきたいと思います。
将来的に阿吽の呼吸でカルテ入力をしていただければと思います。
これをやっていただけるだけで、おそらく倍の人数の患者さんを診ることができるようになるのではないかと考えています。
それだけではなく、カルテ入力に謀殺されることが少なくなる分、患者さんの目を見て話すことができるので、前述の接遇面での患者さんの満足度アップも望めます。

開業後私がやらなければならない業務は今よりもかなり多くなると思います。
私も人間ですので、自分ではできないこと、手が回らないこと、抜けていることが多々出てくると思います。
その時はきっとみなさんに助けてほしいとお願いすることになると思います。
ぜひ、院長大変そうだなと思ったら、事務さんに代行してできそうなことをやっていただいて助けていただければと思います。

色々お願いすることもあると思いますが、協力してクリニックを支えていただければありがたいです。
では、また!

うえだ整形外科クリニック 医師 上田英範